英語が聞き取れないのは速いからではない?!

日本人が英語を聞いた時に英語が聞き取れないのは、「ネイティヴの話すスピードが速いからではありません><

実は・・・・
私たちが思っている音とは違う音で発音しているのです😀
(知らないと聞き取れないのは当たり前!)

なぜこんなことが起こるのかというと・・・
ネイティヴは会話する時「脱力系」で話しているのです!


そのため、音に変化が起こります。これが「音声変化」と呼ばれるものです。


今日はその「音声変化」のルール5つをご紹介します。

① リンキング:音がつながって発音されること

単語の最後の子音と、次の最初の母音をつなげて発音する。
例: an apple → アナポー  put off →プトフ

② 同化:連結が起こり、さらに別の音に変化してしまうこと

単語の最後の子音と、次のyouの音が同化する
例:Could you → クジュー  did you →ディジュ

③ リダクション :音が発音されないこと。 

単語の最後と次の単語の最初の子音が同じ場合は、前の子音が発音されない
例:want to → ウォン トゥ

単語の最後と、次の単語の最初の子音が似ている場合は、前の子音が発音されない。
例:need to →ニーッ トゥ

[p] [t] [k]等の破裂音の子音が、文の最後にくると発音されないことがある。
例:that’s great → ザッツグレイッ  I’ll do it → アゥ ドゥ イッ

[h]は文中では弱くなったり、発音されなくなる。
例: him → ィム

④フラッピング:tやdが「らりるれろ」に近いはじき音になる

[t] [d]が母音に挟まれると「ら行」に近い音になる。
例:let it go → レリゴー  water → ウォーラー

[t] [d]が母音と[l]に挟まれると「ら行」に近い音になる。
例:bottle → ボロー little → リロー

⑤ 弱形 :「代名詞・前置詞・助動詞」などはキーワード以外の機能語と呼ばれるもの。文中で特に強調される場合以外は、弱く発音される。

代名詞(our/their…等)は弱く短く発音される

前置詞(from/of…等)は弱く短く発音される

助動詞(will/can…等)は弱く短く発音される


このルールを知った上で、シャドーイング練習するだけで劇的に聞こえる音が増えていきます!

つまり、自分が認識できる音が増えるので、ネイティヴとの会話でも聞こえるようになるのです!


この音声変化トレーニングによりリスニング力を上げた受講生の成功例はこちら。